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次回の「あわともクラブ」は1/30(土)です

2008年08月26日

おどれ高円寺セシオン2008>2日目

IMG_1098.JPG

高円寺阿波おどり終わってから、東京はずっと雨です。
夏阿波最後の一週間は、明日から毎日どこかで本番があるのに・・・
もうびしょ濡れは高円寺で十分体験したので、どうか明日からは
晴れやかに、過ぎ行く夏を楽しませていただきたいものです。。。


日曜日、セシオン直後、パルのサンマルクカフェの2Fで、下を
デモンストレーションの連が通り過ぎていく音だけ聞きながら、
一気に書いたレポートを読み返しながら、再びあのときの光景を
思い浮かべて、感動に浸ってしまってました。
無駄をそぎ落として、シンプルにまとめる編集したいのに、また後から
いろんな補足の言葉が湧き出してしまい、ちっとも作業が
進まない〜。。。(笑)

二日かけて、やっとこさまとめた完成版です↓

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

セシオン、二日目・・・・高円寺の商店街の老舗連が集まった
感じのプログラムでしたね。二日目もとっても素晴らしい舞台でした。

小天狗と吹鼓のちびっ子提灯が安定した演技を見せ、写楽のちびっ子
女踊りが、構成組めるほど増えていた一日目と比較し、二日目、
セシオンのお約束のようだった江戸歌舞伎の一休さんと、ひょっとこの
ミッキーマウスがなくなり、志留波阿さんのちびっ子女踊りが
ふたりだけになってたことが、ちょと気にかかりました。

たまたま都合のつかないちびっ子メンバーが多かったのでしょうか、
それとも、ちびっこ先細りに???
飛鳥と葵新の赤ハッピは、共に元気でしたから、私のとりこし苦労
ですよね、きっと・・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

二日目、一番手は「葵新連」さんでした。

今年の阿波おどりキティちゃんの浴衣は水色です。つまり今年の
高円寺のシンボルカラーは「ブルー」ということです。ブルーの
連カラーを持つ連は、いくつかありますが、今年のポスターや
うちわの写真のモデルは、葵新連の女踊りとなりました。

「葵」といえば、「お約束の美」の世界です。変わらぬはっぴの
奴踊りに加え、葵新連さんでは、ちびっ子のうちわ踊り、銭太鼓
(緑ハッピの人が女踊りの周りを座り踊りで廻るときにもってる、
ポンポンみたいなやつ)の舞などを思い浮かべます。が、一方で、
実はここ数年、女踊りの皆さんの踊り方が結構変わってきて
いますよね。

もともと葵さんの系列って、なぜか女踊りは徳島本家を含め、
連により結構違ってます。同じ連でも、時代により変化しています。
なんでもきちっと統一化を図ることで、秩序を重んじる感じの
振興協会連と比べ、こういう幅の広いところが、県協会系の連の
魅力点のひとつでもあるんですが・・・^^。

葵新連さんの女踊り、東京葵連さんができて以降、ちょっと
振興協会連ぽい踊り方、構成になってきてるように思うのは、
私だけでしょうか・・・・。完全に上でリズムをとるのと、差し足の
中間くらいの手足運びになってるように見えます。
と、三角の大きな隊列を作って、2/3とか1/3とかずつ回転する
構成とか・・・・・ちょっと前までは、葵の中で見ることはあまり
なかったように思います。

あと、舞台で聞いて強く感じましたが、鳴り物さんの叩き方が、
前より強め、というかキツめになったように感じました。女踊りの
足運びのつま先をつくところがやや強調されるようになったのは、
もしかして、その影響なんでしょうか・・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

二番目は、「江戸歌舞伎連」さん。

舞台踊りの時だけ出てくる、色合いのちょっと異なった女踊りの
衣装の人たちが、今年は出てきませんでした。あの藤色の
すそよけ、なまめかしい感じで好きだったんだけどな。。。。

最近は、奴凧の演舞、二枚の凧を揚げるのが、いつ見ても
当たり前になってきているみたいですね。凧の揚げ手さんが、
最後に奴ふたりに担がれて退場するところ、すっかりおなじみの
光景になってます。

皆出てきて総踊りするところ、連長さんが中央に出て踊られて
ました。路上では最近鳴り物さん姿しか見なかったので、久々に
まんまるおなかの(♪〜ポニョじゃないよん)はっぴ姿を拝見した
気がします。
都市伝説では、佐川の飛脚のおしりを触ると縁起がいいらしい
ですが、あのまんまるおなかに触ったら、いいことありそうな
気が、急にしてきました。。。
あ、不謹慎なこと言ってごめんなさい。。。σ(^◇^;)。。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前半の最後は「志留波阿連」さん。

毎年毎年、ストーリー性のある「お題」がつく志留波阿さんの舞台。
今年のテーマは『台風』なんだそうです。
自然の森羅万象とか、情操的な美しい風景などがだいたいお題に
なってきましたが、『台風』ですかあ・・・・またえらくわかりやすい
ストーリーで。^^


MLリアルレポでも書きましたが、今年、セシオンのパンフに
各連の演舞を紹介する場内アナウンスの内容が、全く載らなく
なりました。
一日目の舞蝶連さんや、この志留波阿連さんのアナウンスは
そのまま演出を補足するものとなっています。全然何いってるか
わからなくなってしまう聴覚障害者にとっては、せっかくの演出を
十分楽しむことに支障をきたしてしまいます。暗くなってからの
場内放送なので、近くの健聴者が同時通訳するのも限界があります。

東京には、耳の聞こえない阿波おどら〜がたくさんいます。
高円寺にもエントリーしてるし、セシオンの客席にも毎年必ずいます。
ちゃんとしたきれいな紙じゃなくても、アナウンス原稿のコピーの
まんまでもいいから、聴覚障害者など希望者にだけあげるもので
構いませんから、ぜひ文字による案内を再考していただけると
嬉しいなー、と思います。>主催関係者の皆様


さて、その『台風』の演舞ですが、「雲」や「花火」より、ストーリーを
理解しやすく、軽快な早いリズムに乗って、激しい回転技を連発する
志留波阿さんの構成の魅力が、嵐の喧騒の表現を効果的に演出し、
迫力ある一大叙事詩を作っていたと思います。

嵐のクライマックスのところ、鳴り物さんの迫力も最高潮に達し、
エキサイティングでした。台風一過の暗がりで、蛍が飛び交う情景も、
幻想的でステキな幕引きでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

休憩後の後半、本日の北の代表、「いろは連」さん。

いろは連さんといえば、ほおっ被りの男おどりの横っ飛びと、
大人数の女踊りの群舞の迫力。。。って、期待して見るお客さんを
しっかり満足させてくれる律儀な職人気質連。今年も、なんら
裏切られることなく、楽しませていただきました。

女踊りの皆さんの、三角の隊列で回転する構成、葵新連さんも
同じのやってましたが、規模の大きさとシンクロの精度では、
やはりいろは連さんのほうが、見ごたえ重厚です。

横っ飛びも、最初ちょっと短めで、「もう終わり?」と思わせて
おいて、最後延々とリフレインで踊り続けながら幕、となるところは、
拍手のしどころ、盛り上げどころもいちいち懇切丁寧に
案内いただいてるかのごとく(笑)、策に落ちてエキサイトできます。
笛の響きも、今回は心なしかいつにも増して気持ちよさげに聞こえます。
頭の上をポーンと抜けていくような心地よさです。

群舞のインパクトの陰で、今年、女踊りが少人数で一列になり、
キメや切り替えしを組み合わせながら、隊列を変化させていく構成が、
とても印象に残ります。神楽坂レポで「いろは版きめきめちどり」って
書いたやつです。(きめきめ〜はくすのき連のオリジナル看板技)
今回は6人出てきて、2人づつ三つに分かれながら、隊列を
次々変化させていました。
その時の鳴り物さん、三味線の聞かせどころになっていて、女性の
艶っぽさを音が際立たせます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ラス前は、「飛鳥連」さん。

今年、5月のオリナス以来、飛鳥連さんの組踊りを見る機会が
ことごとくなく、2008年版の完成された構成をちゃんと見るのは、
セシオンが初めてとなりました。
最近、毎回毎回、いろんな「唄」を入れてくれるので、今年は
いったい何を唄ってくれるのでしょう??っていうのが、
凄く楽しみでした。

今年は娯茶平さんの鳴り物さんたちもお出でですし、どんな阿波民謡が
出てくるのかしら・・・と思っていたら、なんと、最初の唄は江戸端唄の
もっとも代表的名曲「梅は咲いたか」でした。
三色構成で、笛と太鼓で男性が踊った後、黒ハッピのお姉さんたちが、
 
 梅は〜咲いぃた〜かぁ さく〜らぁは〜 まだかいな〜・・・

って、小またの切れ上がった唄い姿が見目麗しいお姉さんの声に
のせられて踊ります。
・・・・・はぁ〜(*^^*)  タメイキでちゃうくらい、す・て・き!

端唄は、浅草近辺の江戸の下町を発祥の地とし、町人文化の
「粋でいなせな江戸っ子気質」を表現した大衆芸能として、爆発的に
支持され、広まった、江戸文化の誇る完成度の高い三味線小唄曲です。
セシオンの舞台で、徳島の唄い手さんに唄っていただき、
阿波踊りを踊るなんて・・・・まさに「東京高円寺」の阿波踊りの
演出としては、こんなにタイムリーな取り合わせはないでしょう。

飛鳥連さんの洒落っ気とセンスに脱帽です。ほんと、感動しました。

後ほど男踊りの構成の時に、もう一曲、麦打ち唄が歌われましたが、
もう館内はえもいわれぬ情緒に満ちて、飛鳥連さん独特の世界に
包まれていきました。なんこしの大ホールより、ここセシオンのほうが
いいと感じるところの一番は、この会場の一体感でしょうね。。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

おどれ高円寺セシオン2008のオオトリは、「ひょっとこ連」さん。

うずき連さんとのお付き合いが深まり、ゆったりまったりした独特の
間が生きる鳴り物ののせた、身入れの深い女踊り、安定した腰と
まっすぐな背筋に男気が漂う男踊り・・・の美的完成度がどんどん
上がってます。

で、忘れてはいけないのが、うずきさんにはない女性のハッピ部隊。
今回の舞台では、このハッピの皆さんの構成が、いつもより丁寧に、
力をいれて組まれていたように感じました。

太鼓のどどどど・・・というベースのリズムが、ぞくぞくする
躍動感をかもし出す、吉野川のアレンジに乗せて踊るハッピの
皆さんの構成、男踊りの皆さんとはまた違ったシャープなかっこよさが
ありますよね。途中で入る竹太鼓の響きがまた超クール!でした。

今回一番のトライアルは、うずき連さんのおなじみのクライマックスの
構成・・・男女が舞台の左右に分かれて団子となり、交互に舞台中央に
広がるように踊り出ては引く・・・・を繰り返し、最後に勢いよく混ざって
キメ!ってなるやつ・・・連員さんたちは「ウエスト・サイド」と
呼んでいる構成技ですね。あれに、ハッピの皆さんもからめて、
3方向から踊りこむアレンジにしてました。音も3パターンにして、
それぞれのパートの味を引き立てます。

最後に混ざって広がるところでは、ハッピの皆さんが列の先頭に
出てくるように並びました。今まで、この盛り上がりフィナーレみたいな
シーンに参加できなかったハッピ隊、イッキに主役っぽくなって、
ちょっと見てて嬉しかったです。

あ、そーいえば、鳴り物さんの衣装、新調されてましたね。
かつて、「ひょっとこ連といえば・・・」と浮かんできた
連カラーの"紫"が、気づくと、もう女踊りの一部にしか残ってない?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんなペースでのったりやってると、高円寺本番レポートが
忘れたころになっちゃいそうですが、ブログ読者の皆さんから聞く
ナマ声では、レポートへの期待度がかなり高い、という実感があります。

まあ、ぼちぼちですが、今年は投げずにアップしていくようにしますので、
お付き合いくださいませ。。。。


[今日の一枚]
 葵新連赤はっぴ。
 元気なうちわさばき、くるっと廻ってきめ!
 その度に拍手歓声を集める人気ぶりは相変わらず・・・^^
 
posted by 見るアホミ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 阿波踊り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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