2015年03月23日

あわともクラブ2015、今季も無事終了いたしました

先日の土曜日、無事、「あわともクラブ2015」の最終回が開催されました。
春阿波本番に向かって動き出している連も多数ある時季に入っているので、
出足はあまり良くないかな〜と思っていましたが、最終的には50名弱の
参加となり、久々に開催した交流会も、20名の参加者で盛り上がっていました。

春の行楽シーズン、お墓参りなどでお忙しい人も多い中、ご参加くださった
皆さん、ありがとうございました。

久々の顔出しの人たちも何人かいて、懐かしく盛り上がった所もありました。
今年も、夏シーズに向けて、皆さんのオフの基盤作りのお役にたてたなら、
幸いです。今季もまた、人の輪の広がりが見られ、充実した7か月でした。

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今季、特に印象深く特徴的だったのは、三味線チームの充実ぶりと、
ご新規参加の皆さんの定着率の高さ、の2点だったように思います。


鳴り物さんは皆勤賞の常連さんから2、3年に1回くらいの参加の人まで、
そして、初心者からマスター級の業師まで、毎回人数の多少はありましたが、
リピート率高く集まっていただいてます。おかげさまにて、毎回、多くの人から
「来て良かった」の声をもらってます。

ことに、三味線チームの“人育て”というか“人育ち”が、年を追うごとに、
地道に、着実に、じわじわと進んでいます。
今季の7回は、毎回メンバーが入れ替わりながらも、常に5人以上の
三味線奏者が参加しており、即興鳴り物隊の作る音の幅を豊かに
支えてくれてました。最近は、太鼓より三味線が多いことも珍しくなく、
室内の反響音があっても、打楽器に負けない音色を出してもらえました。

首都圏では、残念ながら、自連の中でぞめき三味線をきちんと伝承していける
環境がある連はとても少なく、手探りで孤独に練習しながら、迷いや
不安を抱えている皆さんが少なくありません。フルパートと踊り子もセットで
練習できて、いろんな連の三味線メンバーが情報交換できる場の
必要性の高さというか、役割の大きさを改めて感じます。

あわともに、三味線の皆さんが集まってくるようになったのは、需要の高まりも
あるでしょうが、あわともクラブ発足当初から、熱心に『普及活動』してくれている
ベテランさんのおかげが大きいと思っています。今季は、ご自身の楽器の他に、
「練習用三味線」の持ち込みもしていただいたので、三味線修行者だけでなく、
時に、他の楽器担当者も、挑戦してひいている姿も、度々見かけました。

いつもいつも、ご参加ご協力ありがとうございます。今後とも、引き続き
よろしくこの場をご活用くださいませませ。 m(_ _)m

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また、今季は年間を通して、ご新規参加者がリピートというか、その後も
毎回通い続けてくれるようになった人が何人もいます。ほとんどが、まだ
若い連の経験が比較的浅い人たちです。

皆勤賞は久々に二ケタ10名、そのうち4名が初めての皆勤賞、2名が今季の
ご新規さんです。ご新規さんで惜しかった人たちもあと何名かおられました。
会場提供してくれた連以外の団体さまがこんなに居ついてくれた年は初めてでした。
非常にフレッシュな雰囲気の年になりました。


ただ、ここ何年かの傾向ですが、会場内での他の連の人との交流の仕方が
偏っている感じがします。新しく参加の人たちが遠慮深くなってきています。
今季も、同じくらいの年代や、似たような連環境の人と仲良く固まってしまうことが、
休憩中よく見られました。

あわともを始めた初期の頃は、ローカルエリアの連の人たちが来ると、
熟練者や有名連の人たちとなんとか近づいて、いろんなことを聞こうとする人が
多かったのとは対照的です。アフター交流会も頻繁にはできない今の状況ですが、
たまに飲み流れになっても、参加する人は古い常連さんたちばかりになりがちです。


たぶんこういうのは、阿波踊りに限らず、会社や外のサークルなどでも見られる
傾向なのでしょう。
連や地域による個性やこだわりがいろいろ「あり」になってきている、昨今の
首都圏阿波踊りシーンでもあるので、もしかしたら、余所の連にはあまり
興味がわかない面もあるのかもしれません。

ただ、伝統芸能とか、まつりとかの世界は、異世代交流がないと、伝承していけない
部分もあります。あわともには、それこそ実績と情報の宝庫みたいな人が
たくさん来ており、徳島の連と繋がりがない連の人たちが、なかなか触れることが
できなかったモノと接触するチャンスにつながる扉が、たぶんたくさんあります。

良かったら、「教えてもらう」というのではなく、見て聞いて学び取るように、
積極的にベテランさんたちにも近づいてみるのも、得るものが多いように思います。
来季は、ぜひ今まであまり話しかけることがなかった連の人たちにも、
ちょこっと話しかけてみてください。ベテランさんたちも、心広く、ローカルエリアの
皆さんのことを受け止めてあげていただけると嬉しいです。

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あわともクラブの目的は、練習難民さん救済のための自主練習スペースです。
ので、自分の課題と向き合うために来る皆さんに、存分に練習していただくことが
一番だと思っています。
が、同時に、首都圏の阿波踊り、というか徳島を含めて10年後、20年後の
阿波踊り文化が、健在に発展していけるよう、祭が存続していけるよう、人や地域を
繋いでいく一助になれればよいな、という思いも持ってやってます。

設立20年くらいの連が、後継者とうまくバトンタッチできずに衰退している状況は
各地であります。今の自分たちの楽しみ、自分たちの修練を大事にしながらも、
それだけでない、20年後の連や大会につながるためのちょっとずつの積み重ねも
大事にしていく、そんな気持ちも持ちながら、活動していく阿波おどら〜さんが
増えていくといいな〜と、思っています。

町の安全規制がどんどん厳しくなるこの時代、警察や自治体や公共交通や
地域住民の理解と協力を得ながら祭を継続するのが、どこも、ほんとーに
厳しくなってきています。連員不足はもちろん、大会運営のための人手が
年々高齢化、不足してきている阿波踊り大会もいっぱいあります。

阿波踊り好きだけど、自分の時間のあいてる時だけ、美味しいとこだけで参加する人
ばっかりになってしまったら、誰かに負担が集中して、崩壊してしまうかもしれません。

阿波踊り連は、お金でサービスや楽しみを買うお教室じゃありません。
皆で力を合わせて、連を、祭を、町を、育てていかないと続けられない文化なんです。
それにはとにかく、ちょっとでも興味をもって寄ってきてくれる人を、大事に皆で
育てていくことに力を入れることが、至近の課題のひとつだと思ってます。
一連で取り組むだけでなく、いろんな方向で、いろんな取り組みが必要とされている気がします。

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あわともクラブにできることは、限られた部分でしかないかもしれません。
でも、皆さんがあわともで過ごす時間の中で、そんな視点で阿波踊りと向き合う瞬間を、
一人一人がちょっとだけでも持ってくれたら、ちょっとは何かの役にたつことも
でてくるんじゃないかなーと思います。

そんな難しいことすることはないし、楽しくなくなるようなプレッシャーまで感じなくてもいいんです。
初心者でも、ベテランさんでも、上手くても下手でも関係なく、まずは、とにかく、せっかく
出合った仲間ですから、いろんな人とコミュニケーションしてみてください。
受付や会場設置も、いつも同じ人じゃなくて、いろんな人が積極的に手伝ってくれると良いな〜と
思ってます。

皆さんのご協力あってのあわともクラブです。主催者としての至らなさはたくさんあると
思いますが、どうか今後とも、心温かく応援してくださいませ。


今季も大勢のご参加、本当にありがとうございました。
熱い2015年夏シーズン、それぞれに走り抜けてください。
また秋にあわともクラブの会場でお会いしましょう。

posted by 見るアホミ at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | あわともクラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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